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JB-4はアメリカ合衆国の初期の空対地ミサイルである。MX-607としても知られるこの兵器は、第二次世界大戦中、アメリカ陸軍航空隊によって開発されていた。テレビジョン/無線指令誘導を使用するJB-4は、戦争終結によって開発中止になる前に飛行試験段階まで到達していた。 == 設計及び開発 == 計画コードMXー607のもと、オハイオ州ライト飛行場で開発が行われたJB-4は〔〔Ross 1951, p.115.〕、GB-4滑空爆弾を改修したものであり〔Parsch 2005.〕〔、この滑空爆弾は1944年にアメリカ陸軍航空隊で就役していた〔Parsch 2003.〕。JB-4の動力はフォードPJ31パルスジェットエンジンであり、これは先行の無動力爆弾と対照的に、改善されたスタンドオフの距離を与えようと意図していた〔。さらに、追加されたエンジンはこのミサイルを地上発射可能なものとした〔。ただしエンジン用の燃料を携行する必要から、GB-4のコアを形成する弾体が910kgであるのに比べ〔Hanle 2007, p.114.〕、JB-4の弾頭寸法は340kgに制限された〔。 主として合板構造を利用したJB-4は〔Hanle 2007, p.268.〕、テレビジョン/無線指令誘導を用いた。搭載されたAN/AXT-2送信機は、ミサイル先端部に載せられたカメラからの画像信号を、遠隔操縦するオペレーターへと送信した。オペレーターは送信された画像を監視し、無線を介してミサイルに指令を送信、確実に目標を直撃するようミサイルの航路を修正する〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JB-4 (ミサイル)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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